夢で見たやつをそのまま書いた

夢で見た内容そのままなので変なところはスルーしてください

 

 

 

 主人公は強くなるために国の外を目指し海を渡って旅に出たが、荒波に襲われ島に漂流した。その島の種族は屈強なモンスターだったが、主人公の種族に対して嫌悪感はないらしく、普通に接されて馴染んでいった。そこでは島のあちこちのワープゾーンがあったり、様々な道具があったりと不思議な島だった。

 そこで主人公はとあるボタンを拾う。押してみると過去に戻れるようだったが、反応しない時もあり、誰が作ったのかもよく分からないまま忘れていった。

 

 

 ある日、島の種族たちにとある奴を処刑してほしいと言われる。しかしその対象者を見ると、少し違うが主人公の種族と非常に似ていて、まだ子供だった。怖がっている様子で、主人公は手を下すことができなかった。島の種族はなぜかこの少年を恐れているようで、手を下さなかった主人公は牢獄に入れられた。

 牢にはその少年もいた。牢の中では看守の指示で仕事を任されるが、主人公はこなしていくうちに看守とも仲が良くなっていった。また少年もとてもいい子で、なぜかたまに看守はいなくなる時があるためその間に少年と密かに仲を深めていった。

 

 

 主人公は牢の仕事で漁をしに出た時、とある島を見つける。そこには1人の絶世の美女がいた。少し弱っており、どうやら別の種族により種族が女以外全滅して島に取り残されたそうだ。島には食糧も少なく生きていくのは困難だが、ふと誰かが食糧や道具をおいてどこかへ消えていくために生き延びているとのこと。この話を聞いて主人公はたまにいなくなる看守を思い出し、もしかしたらと思い女に伝えると、女はその人の御礼をいいたいと言う。主人公は女を連れ島に戻った。

 島に連れてくると女は島の種族にとって害はないが、滅んだはずの種族だったので監視対象として、刑はないが牢に送られてしまった。牢に連れられた時、看守は非常に驚いた顔をしていた。明らかに動揺しており、主人公は例の人は看守だと確信する。女にあの看守がそうだと伝えると、素敵な人だと言い、明らかに惚れているようだった。初めは気まずさと気恥ずかしさにより避けていた看守だったが、次第に素を出していき、女のことが好きな態度が露呈していた。あとはどちらかが決断するかだけだった。主人公はその場を設け、ひっそりと影で告白の言葉を聞きながらバレそうになって慌ててワープゾーンに入り逃げた。

 

 

 牢に入れられたばかりの頃、少年と話した。なんで処刑されるのか聞くと分からないと言う。ただ、少年には親がいなくて過去に自分の種族の種族がなにかしたかもしれないとだけ言っていた。可哀そうな気持ちをもった主人公は少年にいろいろかまったりした。例えばこんなゲームをした。

 迷路のように入り組んだマスとそれらを繋ぐ道があり、プレイヤーは初め両端のマスにそれぞれ駒をおく。サイコロを2回振ってその2つの数字のみを何回か使って真ん中のマスにちょうどつくことを目指す。そしてより少ない回数でゴールした方が勝ちというものだった。初めは主人公が勝っていたが少年も賢く、だんだん主人公が負けるようになった。この子は将来優しく賢い子になると主人公は確信した。

 しばらくして主人公は牢を出た。

 

 

 それから10年の時が経ち、島に危機が訪れる。島の種族たちがどんどん殺されていった。この悲惨な騒動の中心を見るとそこには少年の成長した姿があった。

 元少年の種族は大人になると恐ろしく強く狂暴になるのだ。少年は種族の血をより強く継いでおり、最凶の存在となっていた。

 主人公は急いで中心に入り止めようとした。しかし言葉はほとんど通じない。戦いになり、主人公自身も旅を経て強い方ではあったが全く敵うことはなく、とどめの一撃が振り下ろされた。主人公はそれと同時にボタンを押した。

 

 

 処刑場にいた。目の前には少年がいる。

 

 

 20年たった今、島は平和だった。看守は今も独り身である。